葬儀や抱擁でのマナーについて、服装と言えば喪服が一般的となっています。
男性用の喪服としては、ブラックスーツが最も多いです。亡くなった方の喪に服するという意味で、ブラックスーツ等の喪服の着用は、マナーとなっています。
女性の場合は、黒のワンピースやアンサンブルの着用が一般的です。服装は、葬儀に出席するにあたり最も目立つポイントの為、喪服のマナーをしっかりと守る必要があります。
女性の場合、派手な化粧を控える必要があります。マニキュアやネイルをはじめ装飾品などを控えてシンプルなメイクにする事がマナーです。人がたくさん集まる為、香水も極力避ける必要があります。
次に葬儀では、毛皮の素材を使っている物を身に付けてはいけないマナーがあります。ハンカチは、色物を出来るだけ避け、白や黒といったフォーマル用の物を準備する必要があります。
子供の服装マナーですが、基本的に中学、高校生の場合には制服が一般的です。幼児に関しては、ブレザーなどがあれば着用すると良いです。
バッグについては、男性は基本的には持ちません。
女性の場合は、ショルダーバッグや光沢のあるエナメル製のバッグを避けて黒無地の物にする事がマナーとなっています。
葬儀に参列する時は、定刻よりも早めに到着することがマナーで、10分前までには受付を済ませましょう。
まず、受付ではお悔やみの言葉を述べてから一礼し、香典の表書きが相手に読みやすい向きにして、両手で香典を差し出した後、芳名帳に住所と名前を記帳し、最後にもう一度一礼します。
なお、会場に受付がない場合は、遺族にお悔やみの言葉を述べて香典を手渡すのが理想ですが、焼香の際に祭壇に供えても構わないでしょう。
やむを得ない事情で葬儀に遅れてしまった場合は、お詫びをしてから焼香をさせてもらいましょう。
それから、参列したことが弔意を表したことになりますので、遺族に挨拶をするのは控えるのが望ましいですが、遺族と親しかった場合は、長話は避けて、手短にお悔やみの言葉を述べるのが基本です。
また、会場での世間話や私語は控えるのがマナーです。葬儀に参列する時は、喪服を着用するのが基本ですが、特に親しい間柄でない場合は平服でも構わないといわれています。
男性の場合は、ブラックスーツやダークスーツ、黒のネクタイと黒の靴が基本です。
女性は、洋装の時は黒や地味な色のワンピースやスーツなどで、和装の時は、地味な色無地に黒帯が基本の服装です。
また、アクセサリーをつける場合は白のパールが基本で、一連のネックレスか、一粒タイプのイヤリングのどちらかが良いといわれています。
Last update:2021/4/14